太れない人が筋トレやプロテインで太ろうとするのは間違い
ガリガリに痩せている人が「太りたい」と考えた時、ほとんどの人は「筋トレをして太ろう」といった考えを持ちます。
たしかに筋トレをして筋肉がついてくれば、見た目の体格が良くなる上に、体重も増えます。
しかし、昔からガリガリ体型で痩せている人は、そもそも筋トレをしても筋肉がつかない状況にあります。
痩せている人が筋トレをして太れない理由
ガリガリに痩せている人が筋トレをしても太れないのは当たり前のことです。
食事をしても太れないということは、脂肪になるほどの余分な栄養・エネルギーを蓄えられていないと考えるのが自然です。
そのような人が筋トレをしても、筋肉にするための栄養が摂取できていないのですから「筋トレをして太る」ということが如何に難しいかお分かりいただけるかと思います。
普段の生活の中で余分な脂肪がつかない人は、筋トレをしても見た目や体重が変動するほどの大きな筋肥大効果が得られないのです。
プロテインを飲めば太れる?
プロテインは筋肉や臓器などの構成成分となるたんぱく質などを豊富に含み、効率的な栄養の確保をサポートしてくれます。
しかし、太れない人はどんなに質の良い栄養を摂取したところで、その栄養を十分に体内で活かしきることができない状況にある為、プロテインによって得られる効果は低いです。
「ご飯をどんなに食べても太れない」といった悩みを抱えている痩せ体型の人は、プロテインに頼って更なるたんぱく質の摂取などに力を入れようとしますが、食事はバランスが必要です。
そもそも、ガリガリに痩せている人は日々の生活で必要とされるたんぱく質も少ないため、普通の生活をしていれば適度なたんぱく質は摂取できているはずです。
それでも太れないということは食事のバランスが悪いということです。
特に痩せている人に多いのが野菜嫌いなどによる、栄養の欠如です。
栄養の一部分が決定的に欠如している食事をしながら、無理やりプロテインによる過剰なたんぱく質の摂取をすると、逆に腸内環境が悪化して余計に太れない体の状態に陥ってしまいます。
痩せている人が栄養を蓄えられない原因
筋トレをしても筋肉がつかなかったり、栄養が蓄えられない主な原因には、栄養の消化・吸収能力が低いことが挙げられます。
どんなに食事をしても、食べたものをしっかりと消化・吸収して栄養にできなければ、ただ排出されていくだけで太れません。
痩せている人は胃腸が弱い
食べたものを消化して栄養にするために必要な成分に消化酵素というものがあります。
痩せている人は胃腸が弱いことがほとんどで、消化酵素が少なく、栄養の消化・吸収能力が低いです。
胃腸の強さには個人差があり、どんなものを食べてもお腹を壊さずに消化できる人は、消化酵素が豊富に出る人です。
一方で、ガリガリに痩せている人は胃腸が弱いために消化酵素が少なく、以下のような症状が見られます。
生まれつき胃腸が弱い人の特徴
- 便秘・下痢が多い
- 野菜を食べない
- 膨満感がある
- 冷え性
- 風邪をひきやすい
- 疲れやすい
- 食が細い
胃腸が弱い人は、食べたものをしっかりと消化できないため、消化不良を引き起こし、下痢や便秘がちな方が多いです。
そして、消化酵素をたくさん生成できない人は、一回の食事で食べられる量が少なく、食が細くなります。
食が細いと更に太るのが難しくなっていき、太れない人はなにをしても太れない状況に陥っていきます。
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